Linux: OSのアップデート後VMwareが起動しないときの対処

Linux版VMwareにおいて、OSのバージョンを変えたりアップデートをした後にVMwareを立ち上げると、「Could not open /dev/vmmon」とかのエラーが出て VMware が起動しないことがあります。その原因は起動スクリプトの変化などで vmmon が作られなかったり、vmnet が作られなかったり、Gtkの環境が変わったためなどさまざまですが、OSのアップデートによってVMwareが起動しなくなったった時は、コンフィギュレーション の修正スクリプトを実行するとまず直ります。 (何度かトラブルに遭いましたが、私の場合すべてこの方法で解決できました)


コンフィギュレーションを修正するためのスクリプトはVMwareのバージョンによって異なります。

コンフィグレーションを修正するコマンド vmware のバージョン
vmware-modconfig --console --install-all Player 3 など? 自動的にコンフィグレーションを修正する
vmware-configl.pl workstation 6 など? 対話的にコンフィグレーションを修正する

お使いのVMwareにおいて修正スクリプトがどちらなのかはマニュアルを参照してください。
マニュアルを読むのが面倒な方は、タブ補完の機能を持つシェルから vmware- とタイプした後タブキーを叩いて、補完されたコマンド を実行するという手抜き手法もあります。(補完されたコマンドは vmware-modconfig か vmware-configl.pl のどちらかになるはず。 もし vmware-modconfig だったらオプションの --console --install-all を追加してください。)


2011/4/29作成 2012/7/17修正
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